0401

心新たに新年度。
記憶が曖昧になっているおばあちゃんだが、昨日は
朝から親戚の名前を口にし始めた。
特に104歳になる二番目の姉の話を何度となくするのだ。
まさかムシノシラセ。とも思い
104才テルコ姐さんの入所施設に電話し、
我が93才婆も体調すこぶる良いし
思い立ったが吉日、会いに連れて行く事にする。
もう人の手を借りねば会えない姉妹だ。今でしょ。

当然面会には指定時間内の事前予約と
介護キーパーソンの許可が要り
施設のコロナ対策ルールに従う。
面会予約は14時から
朝早くから外出モードにスイッチが入ってしまった婆を
押しとどめるのは至難の業。11時まで頑張ったけど、際限ない繰り返し。
昼を外で食べる事にした。 田舎のお店はいつも「疎」で、密など程遠い。
食べさせ終わってもどんなに時間潰しても12時半
産直をみては花の苗を買うといって集め パンを握って離さなかったり
トイレ行脚がエンドレスに続き
家であれば難なくこなす時間を外だと手こずる経験をした。

やっと面会時間に。建物内には当然入れず
施設外 非常階段を登り、ガラス戸越しの面会となった。
それでも会わせてよかった。
自己満足だけど後で後悔しないように