わたしの日記

私の今日のできごとを。自分用に。

7月22日🌧

一通のメールがきていた。
要は修行させてと言う内容。
電話だったり、メールだったり突然の来訪だったり
年に一度くらいかな、こんな弟子希望さんが来る。
今回は超一流大企業を退職して第二の人生を見据えた50代半ばでの転身
切々たる文面だったー
製造中の2代目若社長へ取り継ぐと工場の若い衆の手前なのか
年齢のせいか受け取り方は様々。
めんどくせえ、というか断りづらくなるのがうざい。という。
女の子などは文章キモい。上から目線で来そう。と既にイメージで煙たがった。
知らない人間に対する普通の反応と思う。
私は、ちょっっとこの若い面々とは違う年齢なので
この同世代おじさまの気持ちがわかる。
私の場合、まだ目の前のことに必死で、余生、などという発想は持てないが、
若い頃からの思いにプラスし、休みの多かったこの機会に深く考えたのではと、想像する。
2代目若社長には、お話だけでも聞いてみようよ、
一流企業の戦士になんて接することないよ、
学ぶこともあるかもよ?と面会を勧めた。
えーまじ?と若い衆はみんな私までめんどくせえ奴と変人見るような視線をよこした。
たしかに受け入れるのは現場、最終決断は彼らだけど
きっと社長はこのおじさんを迎えてやれと言うだろな。
私も
タダで出会い、田舎にいながら日本社会の小さな破片でも学べる機会さwと貴重と思うが。
案の定、社長は会ってみよう、と言った。
人物に興味を持ち、
誰にでも自らのノウハウや知識も技術も惜しみなく全て教える方なのだ。
社長のもとから巣立った弟子は実際のところ結構いる。
初期投資にかなりかかるので同じ業種で独立できるのはほんの僅かだけど。
恩を売るわけでも恩返しに来るでもないが
幸せだったらそれで良い。あいつも俺も幸せ。
そんなさりげなさがまた懐の深さを思わせるw
数多くの会社からウチを選んだ縁。
アポイントも、本当にいつでも何時でもよいというあたり、数社打って当たるではなく
ピンポイントでウチの会社なのだろーな。
メールの返信、電話の感じ、明るく配慮のできる賢い方の印象。ふふふ。
どんな人が来るかな♫

社長やこの会社が何度も窮地を切り抜けるのは
そんな施しが回り回って返って?還って?孵って?来るからではないか。なんて最近は思う。